滝山城

 所 在 地   兵庫県神戸市中央区城山  別 名    ―
 遺 構   曲輪、堀切、石垣、土塁  形 式   山城
 築 城 者   赤松則村  築 城 年   元弘3年(1333)頃
 歴  史  滝山城が築かれた年代は明らかではないが、元弘の変に際して、護良親王の令旨を奉じて、赤松則村が滝山城にこもって六波羅軍と戦ったといわれる。
戦国期には、滝山城は松永久秀の支配下に入り、三好勢に奪われたりするが、摂津に進出した織田信長の勢力下に置かれる。
織田信長は、荒木村重に滝山城の支配を命じるが、天正6年(1578)に荒木村重が叛いたため、滝山城は攻められ、天正7年(1579)に落城する。
そして天正9年(1579)に兵庫城を築城する際に、滝山城の資材は運び去られ、廃城となる。
歴 代 城 主 赤松氏、松永氏、荒木氏


本丸跡 本丸の奥の櫓台に建てられた石碑


堀切の跡 僅かに残る石垣の跡


城山(滝山)の尾根沿いに削平地を設けて築かれた多くの曲輪群からなる山城である。
新幹線新神戸駅の裏手から山に入り、ハイキングコースとなっている山道を約40分登ると、本丸跡の広場に到達する。

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